(*良く分からないことを書いていますが、先日のトヨタ プロボックスカスタムの記事の詳細です。
『なんかをパロってるのね』とご理解くださいませ。)
(あらすじ)
21世紀初頭、お隣の半ランク上が美徳とされた日本。
巨大企業が押し付ける、70点狙いのオモチャを鼻であしらい、
『自分好みは自分にしかわからないんだぜ!』ってことを世に示すべく、
日頃いがみ合っていたプロデュースサイドと現場サイドが手を組み、
最終作戦、P計画(PROJECT P)が発動された!
<配給:ゴールデンハマースミス社>
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色は塗り替えることになっていたので、外せる部品は極力外すことから作業が始まります。
テープでマスキングしても塗れますが、仕上がりがイマイチになります。
運転席の頭上辺りにあるアンテナも、当然外して、、、
と、考えてみる。
『 コレいる? カッコいい? 』
『 イラネ。 カッコ悪い。 』
で、
埋めちゃいます。
ラジオは、別の目立たない場所から電波を拾えるようにしてあります。
リア側には、いろいろとイケてないステッカーが貼ってあり、これは即決でゴミ箱へ。
ただ、センターのメッキのエンブレムは、貼ってある場所が盛り上がっていて、外しただけでは膨らみだけが残ってしまうので、外さない方が無難と判断。
これ。
、、、と、考える。
『コレいる? カッコいい?』
『イラネ。 カッコ悪い。』
『膨らんでるよ?』
『じゃあ平らにしろよ。 いちいち聞くなカス。』
で、板金で平らに。
アクセントには、日本の誇りだった頃のトヨタマーク。
フロントバンパーには、メッシュの金網を入れます。
バンパーを切り抜いたんで、この裏から金網を貼ればOK!
、、、で、考える。
『自然?』
『ううん。 不自然。』
二次元的な切りっぱなし形状は、全体から見て違和感を感じるので、周りと調和させるために立体感を持たせます。
面と面の整合性を保つために、形として成立している別の構成部品と合流させて、
ラインを移して切り出し、
使うのはこれだけ。6mm。
で、その6mmの奥行き・立体感というのが、
こんな効果です。
周りとの違和感無く、自然に仕上がったと思います。
実車だとまず見た瞬間の印象が違うと思います。
『そんなん、どっちでもいーじゃーん』 なのかもしれません。
でも、ちょっとでも楽しそうに思ってもらえれば、
『PROJECT P』 はミッションコンプリートなのです。
ー終劇
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